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ザックリした節税の話「医療費控除」

こんにちはティウェブ立石です。

医療費控除ってご存知でしょうか。
ザックリ言えば、医療費の合計が10万円を超えると、納める税金が少なくなります。

「医療費控除は知ってるけど、10万円も使わないよ」という方も、
ぜひ最後まで(というか次回予告を)ご覧ください。

※2017年度の話です。税制はよく変わるので最新の情報をご確認ください
≪国税庁≫https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/shoto304.htm

■対象期間

対象期間は、申告する年の1月1日から12月31日までの1年間です。

■対象となる費用

実際にかかった治療費代以外にも薬代やタクシー代等が対象になります。
対象かも?と思ったら必ず領収書はとっておいてください。
また通院にかかる電車やバス代も対象内。
こちらは必ず通院履歴と交通費、利用交通機関と区間がわかるようにメモを取っておいてください。

■対象外になる費用

人間ドックなど医療費に含まれないものもあります。
医療費控除の対象となるかどうかの判断基準は主に「治療」か「予防」かになるようです。
また美容や健康維持系に多い保険適用外(自由診療)にあたるもの、入院時の身の回り購入費、病室のグレードアップ、自家用車によるガソリン代や駐車場代なども対象外です。

■いつ、どう申告するの?(ティウェブの場合)

当社の場合、12月初旬に年末調整の書類が配られます。
だいたい他の会社でも似た時期だと思います。

その書類と一緒に、領収書及び下記エクセルに必要事項を入力して提出します。
このエクセルは当社で作ったものなのでこれが正しいかどうかはわかりませんが、
ティウェブではこのフォーマットで税理士さんが処理してくれています。

医療費控除エクセルフォーマット ダウンロード

医療費控除については年末調整外、という会社も。
会社にお任せできない場合やお任せしたくない場合は、各自確定申告で控除を受けましょう。

■次回予告

冒頭にも書きましたが、「10万円?そんなに病院行かないよ」という声が聞こえてきそうですね。
実はこの医療費控除、特例が施行されて、以前に比べてグッと使いやすい内容になっています。
次回はその特例について触れたいと思います。お楽しみに!