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Google Chrome 2018年7月よりHTTP接続で警告表示

ティウェブサポートチームです。

既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、Googleより下記の公式発表がありました。


2018年7月24日リリース予定のChrome 68より、
「http://」で始まるすべてのWebサイトで警告が表示されるようになります


●Google Chrome 68〜70に関する公式発表
https://security.googleblog.com/2018/02/a-secure-web-is-here-to-stay.html
※英語サイトです。Chromeで開き、ページ内で右クリック「日本語に翻訳」にて確認ください。

●Chrome 68 安定版 7/24リリース予定
https://www.chromestatus.com/features/schedule

具体的に日本では下記のような警告になるようです。

■Chrome 2018年7月以降の警告表示

2018年7月よりChromeでHTTP接続のWebサイトを閲覧すると、アドレスバーに「保護されていません」と表示されるようになります。

さらに、2018年10月以降はHTTP接続のWebサイトで
お問い合わせや、ログインなどの入力フォームに内容を入力すると
赤字での警告になるとのこと。

このままではWebサイトを閲覧するお客様に不安をあたえてしまいますね。

既にHTTPS接続に対応しているWebサイトでは引き続き「保護された通信」と表示されます。

ただし、この緑の「保護された通信」表示は2018年9月リリース予定のChrome69からは除去されるとのこと。
(緑の文字がなくなり左側にグレーの鍵マークのみになります)
これはHTTPS接続がデフォルト(標準の状態・当たり前の状態)になるというGoogleの考え方によるものです。
もうしばらくこの緑の表示は残しておいてほしいなと言いたいところですが……。

■HTTPS接続に対応するには

「うちのサイトはまだHTTPだけど、HTTPSにするにはどうしたらいいんだろう?」という方も多くいらっしゃると思います。
どうすればHTTPSに変更できるのでしょう?

HTTPS接続に対応するには「SSLサーバ証明書(サイト運営組織が実在していることを証明したり、データの暗号化通信を行ったりするための電子証明書)」が必要となります。
※1ドメイン毎に1つのSSLサーバ証明書が必要です。

SSLサーバ証明書には下記の種類があり、セキュリティレベルにより費用も異なります。

導入は契約のほか、サーバへの組み込みが必要となります。
詳しくはWebサイトの制作会社など、そのサイトを管理されている会社にご相談ください。

■SSLの導入をご検討ください

Googleでは今回の警告表示以外にも下記の公式発表をしており、これらは既に行われています。


・HTTPS接続されたWebサイトをSEOの評価として優遇する
・HTTPSページを優先的にインデックスに登録


●Google公式発表
https://webmaster-ja.googleblog.com/2014/08/https-as-ranking-signal.html
https://webmaster-ja.googleblog.com/2015/12/indexing-https-pages-by-default.html

Webサイトを運営しているけれど、SSLは未導入という企業の方は、
閲覧されるお客様に不安を与えないためというのはもちろん、
SEOの評価のためにも早急にSSL導入をご検討ください。

また、ティウェブでは以前から対応している「ドメイン認証」「企業認証」「EV認証」のうち
一部の認証で価格帯の見直しをいたしました。

以前SSL導入を検討したが価格が合わず断念された弊社クライアント様も
ぜひこの機会にご相談ください。