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【Google reCAPTCHA v3】お問い合わせフォームにスパムメール対策を導入!
こんにちは、ティウェブ佐藤です。
自社のWebサイトをお持ちのみなさん、お問い合わせフォームから送られてくるスパムメールに困ったことはありませんか?
スパムメールとは、自動で無差別に送られてくる迷惑メールです。
スパムメールの中にも様々な種類がありますが、怪しいサイトへ移動させるURLや危険なウイルスを持ったファイルを添えているものがあります。
ティウェブでも2021年2月頃、お問い合わせフォームからスパムメールが月に約300通ほど送られてくることがありました。
このままでは大切なお客様からのお問い合わせが埋もれてしまう!という事態に備え、ティウェブではスパムメール防止対策として「Google reCAPTCHA v3」を導入してみました。
スパムメール対策の大切さや「Google reCAPTCHA v3」によるスパムメール防止対策がどのぐらい効果があったのかをご紹介していきます。
スパムメールを放っておくと危険?
スパムメールを受信すること自体はあまり危険ではありません。
メールを開封せずにそのまま破棄してしまえば危険性は極めて低いです。
しかし、スパムメールの中にあるURLをクリックしたり、ファイルをダウンロードしてしまうとウイルスに感染したり、個人情報を抜き取られてしまう可能性があります。
知り合いから送られてきている様に装ったスパムメールも存在します。
このようなスパムメールを放置しておくと、お客様からのお問い合わせだと勘違いしてスパムメールを開いてしまう可能性があります。
またスパムメールが大量に送られてくることで、お客様からの大切なお問い合わせを見逃してしまう可能性もあります。
ティウェブで導入したスパムメール対策
「Google reCAPTCHA」にはいくつかの種類があります。
Webサイトで「わたしはロボットではありません。」といったボックスにチェックを入れたり、「○○の画像を選択してください。」と指定の画像を選択したりする表示を見かけたことはありませんか?
これらは「Google reCAPTCHA v2」や「Google reCAPTCHA v2 invisible」によるものです。
ボックスにチェックを入れたり、画像を選択したりすることで、人間かロボットかを判定しています。 ロボットというのは、自動化されたプログラムのことです。
今までは、このようにユーザーに何らかのアクションを求めて人間かロボットかを判定していましたが、「Google reCAPTCHA v3」では自動的に入力時の動作や入力された文章などから人間かロボットかを判定できるようになりました。
お問い合わせをしたいお客様の手を煩わせることなく、セキュリティを強化できることが「Google reCAPTCHA v3」の最大のメリットです。
ティウェブでは、このようなメリットから「Google reCAPTCHA v3」を導入しました。
導入時、人間をロボット判定してお問い合わせが受信されなくなったらどうしよう……という不安があり、ティウェブのスタッフで何回もお問い合わせフォームからテスト送信を繰り返しました。結果、人間からの問い合わせが受信されないことはありませんでした。
なお、お問い合わせフォームに「Google reCAPTCHA v3」を導入しても、見た目の変化としてはアイコンが一つ表示されるだけですので、Webサイトのデザインも損なわずに済みます。
お問い合わせフォームの変化
下記の表は、お問い合わせフォームに「Google reCAPTCHA v3」を入れる前の2ヶ月と、入れた後の2ヶ月の間、お問い合わせ以外のメール数の変化です。
入れる前の2ヶ月では一日10件ほどのメールが届いていますが、入れた後の2ヶ月では2件という数字になりました。
その2件も、恐らく手動で人間が送っている日本語のしっかりした営業メールであったため、スパムメールは0に近い数字になったと言えます。
まとめ
ティウェブのお問い合わせフォームで確認した結果では、人間とロボットの判定がしっかりされているようで安心しました。
正直、想像以上にスパムメール対策の効果があり、個人的にはWebサイトのデザインにあまり影響がない点が大変良かったです。
お客様のためにお問い合わせフォームを作っているのにスパムメールばかり届くというのももったいないですので、一度導入を検討してみるのも良いかもしれません。
このようにお問い合わせフォームから送られてくるスパムメールに困っていることがありましたら、お気軽にティウェブまでご相談ください。