BLOG
ブログ
marketing
「Googleアナリティクス」の計測タグを更新していますか?
みなさんこんにちは。
ティウェブサポートチームです。
みなさんは、「Googleアナリティクス」の計測タグを最新版に更新していますか?
「Googleアナリティクス」 は利用しているけれど、計測タグ(トラッキングコード)はずいぶん前に設置したまま更新していない・・・ そんな方は多いのではないでしょうか。
「Googleアナリティクス」 の計測タグ(トラッキングコード)は2005年に初めて登場した「urchin.js」から、4世代にわたって更新されており、現在使用されている「gtag.js」で5世代目にあたります。
サポートが終了しているタグは、正しく計測できなくなっていたり、突然計測自体が不可となる可能性も考えられるため、 早めの最新タグへの更新が必要です。
歴代の計測タグをまとめましたので、 ご自身のサイトの設置タグがどれにあたるかご確認いただければと思います。
第1世代 urchin.js
2005年~ ※2012年サポート終了
<script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-xxxxxx-x"; urchinTracker(); </script>
第2世代 ga.js
2007年~ ※2016年サポート終了
<script type="text/javascript"> var gaJsHost = (("https:" == document.location.protocol) ? "https://ssl." : "http://www."); document.write(unescape("%3Cscript src='" + gaJsHost + "google-analytics.com/ga.js' type='text/javascript'%3E%3C/script%3E")); </script> <script type="text/javascript"> try{ var pageTracker = _gat._getTracker("UA-xxxxxx-x"); pageTracker._trackPageview(); } catch(err) {} </script>
第3世代 非同期トラッキングコード(ga.js( dc.js))
2009年~ ※2016年サポート終了
<script type="text/javascript"> var _gaq = _gaq || []; _gaq.push(['_setAccount', 'UA-xxxxxx-x']); _gaq.push(['_trackPageview']); (function() { var ga = document.createElement('script'); ga.type = 'text/javascript'; ga.async = true; ga.src = ('https:' == document.location.protocol ? 'https://ssl' : 'http://www') + '.google-analytics.com/ga.js'; var s = document.getElementsByTagName('script')[0]; s.parentNode.insertBefore(ga, s); })(); </script>
第4世代 ユニバーサルアナリティクス(analytics.js)
2014年~
<script> (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-xxxxxx-x', 'auto'); ga('send', 'pageview'); </script>
第5世代 グローバル サイトタグ(gtag.js)
2017年~ ※現在はこのタグのみ発行可能
<script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=UA-XXXXXX-XX"></script> <script> window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-XXXXXX-XX'); </script>
今までの「Googleアナリティクス」と、2020年10月にリリースされた、「Google Analytics 4 property (GA4) 」の両方に対応させる場合、
gtag('config', 'G-XXXXXXXXXX');
上記のコードを1行追加します。
<script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=UA-XXXXXX-XX"></script> <script> window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-XXXXXX-XX'); gtag('config', 'G-XXXXXXXXXX'); </script>
Googleからのアナウンス
現在、サポート切れにはなっていませんが、第4世代 ユニバーサルアナリティクス(analytics.js)を使用しているアカウントには、Googleから、下記のようなメールが届くことがあります。こちらからも、最新のタグへ更新しましょうというアナウンスが読み取れます。
“現在ご利用中の Google アナリティクス タグ(analytics.js)から最新のタグ(gtag.js)にアップグレードすると、次のようなメリットがあります。”
“常に最新のコンバージョン測定機能が利用できる
今後リリースされる最新の機能や統合をすぐに利用できるので、Google のサービス外でなんらかの変更が実施されても、適切に対応し、正確にコンバージョンを測定することができます。”
“コードを使用せずにタグを管理できる
ページのタグを手動で変更しなくても、Google アナリティクスのアカウントから測定機能のオン / オフを切り替えることができます。”
いかがでしたか?
Googleアナリティクスは、これからもどんどん進化し続けていくと考えられます。
今後も、タグの変更などのアナウンスがあった場合は随時最新版に書き換えていき、正しく計測できる状態で運用していきましょう。